Note

Note

ピッチ、歌詞、開始位置、長さなどで定義された音符。NoteGroup の中に配置されます。

継承

メソッド

clone() → {Note}

現在のオブジェクトのディープコピー。

戻り値:
Note

getAttributes() → {object}

ノートのプロパティを保持するオブジェクトを取得します。このオブジェクトには、以下のプロパティが含まれています。

  • rTone: number ラップ - トーン (1.9.0b2以降)
  • rIntonation: number ラップ - イントネーション (1.9.0b2以降)
  • dF0VbrMod: number ピッチ - ビブラートの強度 (1.9.0b2以降)
  • expValueX: number 表現コントロールX(2.1.1以降)
  • expValueY: number 表現コントロールY(2.1.1以降)
  • phonemes: 各音素の属性を格納したオブジェクトの配列(2.1.1以降)
    • leftOffset: number 音素の左オフセット
    • position: number 音素の位置
    • activity: number 音素のアクティビティ
    • strength: number 発音の強さ
  • muted: boolean ノートがミュートされているかどうか(2.1.1以降)
  • evenSyllableDuration: boolean 複数の音節がある場合にノートを均等に分割するかどうか(2.1.1以降)
  • languageOverride: string 設定された値でグループの持つ言語設定を上書きします(2.1.1以降)
  • phonesetOverride: string 設定された値でグループの持つ音素セットの設定を上書きします(2.1.1以降)

バージョン1のみで利用可能なプロパティ:

  • tF0Offset: number ピッチ推移 - タイミング(秒)
  • tF0Left: number ピッチ推移 - 長さ左(秒)
  • tF0Right: number ピッチ推移 - 長さ右(秒)
  • dF0Left: number ピッチ推移 - 深さ左(半音)
  • dF0Right: number ピッチ推移 - 深さ右(半音)
  • tF0VbrStart: number ビブラート - 開始タイミング(秒)
  • tF0VbrLeft: number ビブラート - 左(秒)
  • tF0VbrRight: number ビブラート - 右(秒)
  • dF0Vbr: number ビブラート - 深さ(半音)
  • pF0Vbr: number ビブラート - 位相(ラジアン、-π から π まで)
  • fF0Vbr: number ビブラート - 周波数(Hz)
  • tNoteOffset: number タイミングと音素 - ノートオフセット(秒)
  • exprGroup (optional): string 表現グループ
  • dur: 音素長スケーリング用の要素 number の配列
  • alt: 代替発音用の要素 number の配列

ノートが属する NoteGroupReference に基づくデフォルト値を使用している場合、数値プロパティの値は NaN となります。

戻り値:
object

getDuration() → {number}

ノートの長さを取得します。単位はブリックです。

戻り値:
number

getEnd() → {number}

ノートの終了位置(開始位置+長さ)を取得します。単位はブリックです。

戻り値:
number

getIndexInParent() → {number}

継承元:

現在のオブジェクトの、親の中での添え字を取得します。Lua では、添え字は 1 から始まります。JavaScript では、添え字は 0 から始まります。

戻り値:
number

getLanguageOverride() → {string}

ノートに対して設定された言語を取得します。 このノートがグループ/トラックのデフォルト言語を使用している場合、この関数は空を返します。 (1.9.0b2以降でサポート)

戻り値:
string

getLyrics() → {string}

現在のノートの歌詞を取得します。

戻り値:
string

getMusicalType() → {string}

ノートの種類("sing"または"rap")を取得します。 (1.9.0b2以降でサポート)

戻り値:
string

getOnset() → {number}

ノートの開始位置を取得します。単位はブリックです。

戻り値:
number

getParent() → {NestedObject|undefined}

継承元:

NestedObject を取得します。現在のオブジェクトが親に付いていない場合、undefined を返します。

戻り値:
NestedObject | undefined

getPhonemes() → {string}

ユーザがノートに設定した音素をスペース区切りで返します。例: "hh ah ll ow" 。

音素が設定されていない場合は、デフォルトの発音ではなく空の文字列を返します(SV#getPhonemesForGroup をご参照ください)。

戻り値:
string

getPitch() → {number}

ピッチを MIDI ノート番号で取得します。C4 は 60 に対応します。

戻り値:
number

getPitchAutoMode() → {boolean}

ノートのピッチモードを取得します:オートの場合はtrue、マニュアルの場合はfalse。 (1.9.0b2以降でサポート)

戻り値:
boolean

getRapAccent() → {string}

ラップノートのアクセントを取得します(可能な場合)。 (1.9.0b2以降でサポート)

戻り値:
string

getRetakes() → {RetakeList}

このノートのリテイクリストを取得します。

リテイクは、長さ、ピッチ、音色パラメータに異なるシード値を使用することで、同じノートに対して異なるレンダリングバリエーションを生成することを可能にします。

(2.1.1 以降でサポート)

戻り値:
RetakeList

isMemoryManaged() → {boolean}

継承元:

現在のオブジェクトがメモリ管理されているかどうか(スクリプト環境によってガベージコレクションされるか)を確認します。

戻り値:
boolean

setAttributes(object)

属性オブジェクトに基づいてノートプロパティを設定します。属性オブジェクトは完全である必要はありません。与えられたプロパティのみが更新されます。例えば、

note.setAttributes({
  "dF0VbrMod" : 0.2,
  "phonemes" : [
    { "leftOffset": -0.1, "position": 0.5, "strength": 0.8 },
    { "leftOffset": 0.05, "position": 0.7, "activity": 0.9 }
  ]
});
パラメータ:
名前 細細
object attributes

For the definition, see Note#getAttributes.

setDuration(t)

ノートの長さを t に変更します。単位はブリックです。終了位置も変更されますが、開始位置は変更されません。

パラメータ:
名前 細細
t number

setLanguageOverride(language)

ノート単位に言語を設定し、トラックまたは、グループで設定された情報を上書きます。 次のオプションが設定可能です:"mandarin", "japanese", "english", "cantonese" (1.9.0b2以降でサポート)

パラメータ:
名前 細細
language string

setLyrics(lyrics)

歌詞を変更します。

パラメータ:
名前 細細
lyrics string

setMusicalType(type)

ノートのタイプ("sing"または"rap")を設定します。 (1.9.0b2以降でサポート)

パラメータ:
名前 細細
type string

setOnset(t)

ノートを t から始まるように移動します。単位はブリックです。長さは変わりません。

パラメータ:
名前 細細
t number

setPhonemes(phoneme_str)

音素を phoneme_str に変更します。例: "hh ah ll ow " 。

パラメータ:
名前 細細
phoneme_str string

A space-delimited list of phonemes.

setPitch(pitchNumber)

ピッチを MIDI ノート番号 pitchNumber に設定します。

パラメータ:
名前 細細
pitchNumber number

setPitchAutoMode(isAuto)

ノートのピッチモードにオートモード(true)、もしくはマニュアルモード(false)かを設定します。 (1.9.0b2以降でサポート)

パラメータ:
名前 細細
isAuto boolean

setRapAccent(accent)

ラップノートのラップアクセントを設定します。 ラップアクセントは、5種類のアクセントタイプ(1, 2, 3, 4, 5)を持つ中国語標準語でのみ使用できることに注意してください。 (1.9.0b2以降でサポート)

パラメータ:
名前 細細
accent string

setTimeRange(onset, duration)

開始位置と長さの両方を設定します。setOnset(onset)setDuration(duration) の両方を呼び出すのと同じです。

パラメータ:
名前 細細
onset number
duration number